シルナイロンのリペア Hilleberg Kelron
とあるショップにて、破格の値段で売りに出されていたこのコ。
Hilleberg ヒルバーグ ナロ 4GT
ありえないお値段のその訳は、C級品だから。
どうも店内保管の際にあやまって、
外袋からフライからインナーまでザックリ!!!
やってしまったらしく、
見事に貫通した約10cmの裂け傷があるとのこと。
じゃ、補修したらいいんよね
少々のつぎ当てがあったって、たとえ少々でなくたって(笑)
雨さえ、風さえよけてくれればそれでよい。
気にしな〜い
ということで、我が家にやってきたのでありました
さあ〜、やりますか〜
画像、特に赤の生地なのでちとわかりにくいですが、
ひろげてみるとたしかに、きれ〜いに裂けているフライ。
リペアタイムのはじまりです ^^
最近流行のウルトラライト、ザックやテントなどの生地は
SilNyron シルナイロン を使われることが多くなってきています。
リップスリップナイロンにシリコンを浸透させた生地で、
ツルツル・シャカシャカとした手触りが特徴。
30デニール、20Dなどで重さは変わってきますが、とても軽い!
ヒルバーグも Kelron ケルロン という軽量・強度に優れた生地を使用しています。
(名称は違いますが、同じシルナイロン製)
で、補修なのですが、、、
このシルナイロン、生地自身にシリコンが含まれているので
目止め剤のシームシーラー、シームテープを使うことができません
そこで登場するのがコレ
McNETT SilFix シルフィックス
シリコン溶剤、塗りブラシ、パッチ、テープがすべて入ったセット
22gの超軽量キットなので、最近は緊急時用にいつもカバンの中に(^^)ゞ
お手頃なので
保険として持っておくのもいいかと ^^
こちらでも購入可能です ^^
McNETT(マックネット) シルネットパッチなど入ってませんが、これもオススメ!
いよいよリペア開始
なのですが〜、、、
補修用のシルナイロンパッチはグレー。
フライは赤。
いかにもなつぎ当ては見た感じイヤやなぁ〜。。。
う〜ん、どうするか
そこでピンときた
ポールの袋、これの内側に予備のポールが入っている筒状の箇所があった!
これって、、、一部なくても大丈夫よね・・・!
コレコレ!この部分!
うん、問題なさそうだぞ
チョキチョキ・・・
ちょうどいいサイズに切れたぞ〜
まず、クリアテープを貼って裏打ち。
補修用に切り取った長方形のパッチにシルフィックスを塗って、
空気が入らないように貼付けます。
それにしても、、、赤というのがこんなに写りにくいなんて
まったく見えない画像でスミマセン
念のため、裂けている箇所にもぬりぬり。。。
インナーの裂けている部分にもぬりぬり。。。
シルフィックスは乾くと透明になるので、目立ちません ^^
先日行った湯の原温泉AC、
撤収後に幕を張って、帰るギリギリまで補修をしました ^^
2時間ほど乾かして、
裏打ちのクリアパッチを剥がしたらリペア完了
陽の光の下では、言わなければわからない出来になりました
夜は〜・・・
浮かび上がる四角いパッチ( ̄∇ ̄;)
「どうせやったらハートとかにすればよかったんちゃう?」
「いや、それはアカンやろ」
四角でよかった。。。
まぁいい、雨さえ、風さえよけられれば!
これでいいのだ〜
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