京都トレイル・大文字山

いきぼ〜

2011年12月09日 20:09

*12月4日、紅葉で紅く染まる京都・大文字山を歩いてきました*




山でテン泊予定の週末でした。


…が!


息子1が骨折で全治3週間


ああ〜、動けないんやったぁ〜

じゃあ自宅でのんびり、、、ションボリ、、、



「留守番してるから、2人で行ってきたら?」

「せっかくの休みなんやし」

「えっ!いいのん!?大丈夫なん!?」


思わぬ子どもたちの言葉に、嬉しいやら心配やら。

嬉しいやら嬉しいやら(笑)





日帰りで登れるところ

どうせならお楽しみがたくさん欲しい



で、子どもたちに甘えて

紅葉まっさかりの京都に行ってまいりました





歩いたコースはこちら。


銀閣寺近くの駐車場からスタート、

すぐ近くの登山道から大文字山ピークを目指し、南禅寺へ。

哲学の道を通って銀閣寺に戻る。


今回はこんな感じになりました ^^












 a.m8:00、まずは腹ごしらえ

銀閣寺とは反対の方向、百万遍に向かいます。


*進々堂 京大北門前*

日本で初めてフランスパンの製造と販売をした会社。

こちらの店舗は、1930年3月京都大学北門前に建てられました。

京都で初めての本格的フランス風喫茶店「カフェ進々堂」としてオープン。



















HPより


時の流れが止まったかのような店内。

店内写真撮影禁止、BGMもナシ、携帯はマナーモード。

コーヒーとパンの香り、古い家具に囲まれて

食器の音、ささやく声だけが聞こえる。。。


まさに空気を肌で愛する、っていう感じ。


思わずこれからの目的を忘れて、しばらくまったりしてしまいました ^^

 













おいしいパンとコーヒーをいただいたら、さあ出発

お土産物屋さんが立ち並ぶ通りを抜けたら、銀閣寺。




























「銀閣寺は初めてやわ」

「ワタシは遠足で来た」

「でも学生の頃はワビサビ?は?って、何も感じんかったなぁ〜。。。」 

「ここに座って一日過ごせるな(笑)」




美しい。

この年齢になると、この空間にいてるだけでホッとするのはなぜ?




















銀閣寺を出たら、裏にまわるように歩いていきます。

しばらく行くと、大文字山登山口が見えてきます。


















しばらくはなだらか〜な道。

空気が濃くておいしい


























急登になったり階段が出現したり、、、でもそうきつい登りはない山です。

紅葉や、時々見える京都の町の景色にいやされながら、

小さい女の子もお年寄りも、京大の部員たちも

それぞれのペースで登っていました。
















この長〜い長〜い階段を登ると、、、














大文字山の火床に到着














毎年8月16日に京の夏の終わりを告げる風物詩、送り火。

この「大」の火床です



















どこからでも見える燃える「大」。

当然、ここからは京都の町が一望できます ^^













火床から下山して、京都の町へ戻る登山者も。

大文字山はどの道を使っても、どのコースでも

京都の町につながっているので、迷うことはありません。















火床から少し登ると、標高466m 大文字山頂上に到着です























山頂は三角点と木のベンチがあるだけで、そう広くはありません。

みんな思い思いに、休んだりおにぎりを食べたりしていました。
























蹴上・南禅寺の方へ下山を始めます。

とてもなだらかな下りで、距離が少しあるかな。

「今日とは逆にこのコースを登って、大文字山から銀閣寺に下ってたら…」

「ダラダラ長い登りかぁ、、、ちょっとしんどかったかもね」


銀閣寺から大文字山への道はところどころ急登ですが、距離が短い。

大文字山から南禅寺への道はなだらか、でも距離が長い。


こればっかりはお好みで、ですね ^^





















紅葉を見ながら、どんどん下っていくと、、、





















南禅寺、そして水路閣。

水路閣は琵琶湖疎水の支線の一部となる水道橋で、

南禅寺の境内を通過しています。

レンガ造り、アーチ構造。

当時は反対する人も多かったと聞きますが、

建設から百数十年たった今、この南禅寺になくてはならない存在に。


うっとりと見とれてしまいます。

























観光客もひときわ多いこの場所。

何度も何度もシャッターを頼まれて

全然前へ進めない(笑)




































「そろそろお腹空いてきたね」

「お茶しよゴハン食べよ」



















人、人、人・・・の永観堂を抜けて、、、














哲学の道へ















いろんなお店が並んでいて、歩いているだけで楽しい

哲学なんて考えるヒマなし(笑)













*cafe terrazza*

「ここは?」

「今日行きたかったのはこことちゃうねん〜」

また次に ^^



 









「ここで抹茶ぜんざい食べたかってん♪」

でもめちゃ混んでいた、、、のでまた次に

















「じゃ、ここ♪ここ♪」





















  抹茶カプチーノ









*よーじやカフェ*

あぶらとり紙で有名なよーじや。

銀閣寺店は日本家屋を利用したカフェで、お座敷スタイル。

庭園を眺めながらくつろぐことができます。
















奥にはよーじやSHOPがあるので、

家で留守番してくれている娘たちにお土産

「何買うたん?」

「学校で使えるハンドクリームと手鏡にした」

















子安地蔵で有名な弥勒院。

横に露店がありました。



















できたてほやほや、プルプルのあったかいわらび餅♪

リーズナブルな200円 ^^












「ゆっくり休んでいってね〜」

気さくで優しいお店のご夫婦。

あたたかい番茶もいただきました♪

















さあ、いよいよランチ

ツタの絡まる大きな洋館。

何回か見かけて、ずっと行きたかったお店
















*GOSPEL*

















突然、神戸・異人館に迷い込んだような(^^)

コーヒーの香りと音楽に包まれます。

「こんなザック背負って、泥だらけの靴で入ってええんか?」

思わず気後れ(笑)
















グラタンのセットは完売で残念!

もう一つのハンバーグをいただきました。




















レトロモダンなBGMが優雅に流れます。

なんとレコード!

ブツ...ブツ...という音が懐かしくてすごくイイ


店内の雰囲気はモーニングで行った 進々堂 とは全くの正反対。

でも、それぞれに落ち着く貴重な空間でした















外に出ると、天気雨。

「一日、濃い体験した〜って感じやね」

「子どもがおらんからちょっと寂しかったけど(笑)」

「大人が満喫する京都、よかった」




子どもたちには甘えてしまったけど、

たまには2人も楽しい。



「誰かさんの好きな仏像がなかったな」

「実は次の京都巡り、テーマ決めてるねん(笑)」

「仏像?」

「京都魔界巡り」「何それ?」

「安倍晴明とか血天井とか冥界への入り口とか」

「・・・好きやな〜」














楽しかった一日でした。

子どもたちにはたっぷりお土産を買って、、、帰ります



次は魔界巡り(笑)





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