うさぎパラダイスへ GO!GO!休暇村 大久野島

いきぼ〜

2011年10月20日 10:15

*8月13、14日に広島県の 休暇村 大久野島 へ行ってまいりました*


前日までのレポはこちらこちら ^^




野呂山オートキャンプ場をあとにして、、、

大急ぎでやってきたのは竹原市の忠海港


乗り遅れたら、2時間も待たないといけない!

出航の時間にギリギリ間に合った〜〜〜













広島・忠海港と愛媛・盛港を結ぶ航路。

途中にある大久野島が今回のキャンプ地です



大久野島内は車の走行が禁止されているので

忠海港に置いていかなければなりません

なので、今回はみんなでザックを担いでのバックパックキャンプ



たしか、港には無料駐車場があったはず。。。

え〜と、、、





「満車で〜す!」

10台ほどしか停められない駐車場はもういっぱい!


ううう〜

お盆ど真ん中のこの日、そりゃ〜いっぱいよね

 

「・・・どうする?」

「・・・持っていく?」

「でも〜〜〜」



実は島自体には自動車を持っていくこともできるのです。

ただ、島内を走行してはいけないから、

大久野島に着いたらすぐに駐車場に置いておけば問題ナシ。





なのですが〜〜〜、





車を持っていくとなると、運賃がドカン!と高くなってしまう

5人分の運賃、

プラス車の往復代金4000円(運転手込み)を覚悟しなければならん





ここで爆弾を投下


「ゴメン、実はもう現金がギリやねん」

「ウソッ?あ、あとなんぼあるん???」

「島に着いて、サイト代やらお風呂代やら払ったら終わりっぽい」

「えっ・・・」

「食べるもん飲むもんはたっぷりあるから大丈夫やねんけど」




野呂山からここまでくるのに、コンビニも銀行もなくて

お金をおろせなかったのでございます。。。




さ〜どうしよう・・・


















どうしようったって、車を停められないなら仕方がない。




・・・持っていくことにしました


























お姉ちゃんズは久しぶり、弟ツインズは初めてのフェリー

うれしくて興奮して、あっち行ったりこっち行ったり

キャーキャー




一方、親の心はフクザツ。。。

「島にATMあるかなぁ?」

「無人島やねんもん、あるわけないやん」

「サイト代は払えるねん、だ、大丈夫やって」



















島が見えてきました。


















「あれが発電所跡やって」



大久野島は竹原市忠海町の沖合い3kmの瀬戸内海に浮かぶ、
周囲4.3kmの小さな島。

昭和4年に日本陸軍の毒ガス工場が建設されて、
第二次世界大戦末期まで毒ガスが製造されていました。

毒ガス兵器という国際的に禁止された兵器をつくっていたので、
戦争中はこの島は地図からも消されていました。
陸軍が発行した地図においても大久野島一帯は空白地域として扱われていました。

戦後、GHQにより施設は解体され、毒ガスは海洋投棄や焼却などで処理されました。
戦後は島全体が国民休暇村に指定され、
1934年に瀬戸内海国立公園となりました。

島内にはたくさんのうさぎが生息していますが、
これは忠海町の小学校で飼育されていた8匹のうさぎが野生化したもので、
現在250-300匹が生息しています。





地図から消された島、毒ガス島、うさぎ島とも呼ばれている大久野島。

すっかり観光島になっているけれど、

人類の負の遺産を忘れてはいけないと、気を引き締めます。





 


















いよいよ到着

「うさぎ♪いてるかなぁ〜♪」















船を降りると大きくこの看板。


大久野島は自動車の他、

野生のうさぎの保護のため犬の上陸も禁止されています。
 




















上陸して少し行ったところに、

キャンプ場利用者のための駐車場があるのでそこに駐車します。

受付まで歩いて10分くらい。

ちょっと距離があるかな、、、まぁもともとバックパック予定やったから(^^;)



休暇村に宿泊する人は、桟橋から無料の送迎バスが出ています。


















キャンプ場は目の前が海!のロケーション

低い柵に囲まれていて、島内の野生うさぎが侵入するのを

防いでいるようです。



受付で「どこでもいいですよ」と言われたものの、

すでによさげな場所は確保されていたので

炊事棟に一番近い端っこにしました。
























「みんなで運ぶよ〜」

キャンプサイトに入ってみてビックリ


この広大な敷地、ここで10区画あります。

区画といってもロープで仕切られてるわけでもなく、

よくよく見たらなんとな〜く棒?のようなものがあるようなないような。。。



この日サイトはすべて埋まっているとのことで

ギチギチやったら嫌やなぁ、、、なんて思っていたのですが


広すぎてそんな心配は無用なのでした (^^;)




















駐車場に近いサイトはもう埋まっていたので、

仕方なく反対側の炊事棟の横サイトにしたのですが、、、


これが失敗


トイレからめちゃめちゃ遠い!!!


トイレは駐車場入り口を出て、受付まで歩いて、

まだもっと向こうに行かないとなく、



このことが夜中のトイレタイムの時に響きました。。。
























すぐ前が海で、本当に気持ちがいい♪


でも、日差しを遮るものがまったくないので

ひたすら暑い暑い暑い・・・

着ている服があっという間にビチョビチョに。。。




















ある程度運んだので、

汗だくでうなっている子どもたちを解放してあげることにしました。

「海、泳いできていいよ〜」

「やったぁ〜!!!」

















炊事棟横の涼し〜い日陰に、着替え用の簡易テントを設営。


ん?

あれは???

















うさ〜〜〜っ

暑すぎてまったく姿を見せてくれなかったうさぎ。

第一島うさぎ発見です



















「ニンジン!ニンジン!」

「早く早く〜!」


キャーキャー言いながら、

昨日野呂山キャンプ場で仕込んできていたニンジン を与える子どもたち。


全然姿を見なかったうさぎがワラワラと出てきました。




























一応野生なので、人にめちゃめちゃなついているとは言いがたく、、、

ほとんどのうさぎが触られたり撫でられるのを嫌がります。

触れようとすると逃げていく。


でもニンジンだけは、「へっぴり腰」でグイグイ!

ニンジンを奪い取って、サーーーッと去っていきます(笑)















中にはおとなし〜い、おっとりしたコもいて

ガツガツしたごっついうさぎに横取りされたりしている。


「く〜!アイツ!また横取りしたわ!!!」

「あいつをウザスと名付けよう(怒)」

「私はマツゲだけにニンジンをやる」


『み』お気に入りの美うさぎ、命名「マツゲ」。



大久野島にいてる間、図々しい「ウザス」を遠ざけて、

ずっとマツゲを気にかけていた『み』でしたが、

他に名前はなかったのか・・・


















うさぎたちと軽くたわむれてから、

子どもたちはさっそく海へ。


この海水浴場は大久野島のプライベートビーチで、遠浅の海。

軽食や浮き輪などのレンタルを扱う海の家、シャワー室もあります。

































こんなきれいな海が、

かつては悲しい恐ろしい戦争の舞台だった。

いろんな思いを交錯させながら、

遊ぶ子どもたちをジッと見守るカメ蔵です。。。
















「その乗り方はやめてください。。。」

by カメ蔵


















さてさて、

おとん&おかんは、子どもたちが海で遊んでいる間に

汗だくで設営を完成させました


海に入ってベタベタ、汗でベタベタの体をスッキリさせたいね〜

晩ご飯前にお風呂に入ることに。



















「見て見て〜〜〜」

何事か?と声の方を見ると、大きな虹


こちらは降ってませんが、遠い島のあたりは雨雲があって、

雨が降っているみたい



















しばらくみんなで見とれていました・・・








そろそろお風呂に入りに行こうか。


お風呂は島にある唯一の宿泊施設、休暇村 大久野島 にあります。

休暇村までちょっと距離があるけれど、

テクテク歩いて、さあ出発〜





続きます ^^






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